Bricolage

ブリコラージュ・バスケット-賢い馬ハンス、本に読まれる時代、禁煙の効果が出るのはいつ?

ブリコラージュ:その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しい物を作ることである。

google検索「ブリコラージュ」

本を読んで得た知識たちを結びつけて一つの記事を書いているのですが、「多分これは、どの記事にも引っかからないだろうなぁ」みたいな知識を何個かまとめて一つのカゴ(記事)に、どこかで使えると信じて、備忘録的な意味も込めてまとめたものです。
昔のテレビ番組ぐらいの気持ちで「へぇ」って感じで読んもらえればいいかなぁと。

賢い馬ハンス

「ハンス、4✖️3はいくつ?」
と聞かれると、蹄で地面を12回ふみ鳴らした。
「20−11はいくつ?」
と書かれた紙を見せられると、ハンスは9回足をふみ鳴らした。

これはフィクションではなく20世紀初頭のドイツで話題になった、賢い馬「ハンス」の話です。
ハンスはドイツ語を理解し、算数の計算、さらに時間は曜日、音階まで理解していた。と言われていました。

しかし、度重なる調査の結果、ハンスは算数どころか、言語さえも理解していなかったのです。
じゃあ、インチキだったのか?それも違いました。
ハンスは、問題を出した人の表情、周囲の観客の雰囲気を読み取っていたのです。

ハンスは、出題者の表情から緊張を読み取りながら蹄を鳴らしていきます。
答えが近づけば近づくほど、出題者の緊張は和らいでいき、答えに到達すれば、出題者の顔は喜びに変わり、その表情を読み、足踏みを辞める。
そして、観衆は驚きと拍手をハンスに送り、ハンスは正解を導いたと知るのです。

なんにせよ、ハンスは賢いじゃないか。と本を読みながら思ったのですが、すぐさま冷や水をぶっかけられました。

「賢いハンス」は、人間が誤って動物を擬人化し、実際に持っているものよりもはるかに驚くべき能力を動物が持っているとしてしまう例として挙げられる事が多い。ところが、実はハンスの教訓はそれとは正反対だ。この一件は、私たちが動物の擬人化によって、動物の認知能力をたいてい過小評価し、人間以外の生き物の特有の能力を無視することを実証している。

ホモ・デウス(上)/ユヴァル・ノア・ハラリ P162

相手の表情、雰囲気を読むという能力は人間に与えられたものではなく、動物すべてに与えられたプログラムだったんですねー。
よくよく考えれば、言葉をもたない動物たちが群れを成しているんですから、何かしら共通のコミュニケーションがあって当たり前ですよね。
表情や雰囲気を読むという基礎能力に加えて、動物は、嗅覚や聴覚など突出した能力を合わせてコミュニケーションをとっている。
そして、僕らは言語を操ってコミュニケーションを取っているという事ですね。

本に読まれる時代

僕らの購入履歴からデータを集めているamazon
最近は、Amazon Kindleから僕らの読書自体のデータも取っているようです。僕らがAmazon Kindleで本を読んでいるところもモニタリングされているのです。

キンドルはあなたがどの部分を素早く読み、どの部分をゆっくり読むかや、どのページで読むのを中断して一休みし、どの分で読むのをやめて二度と戻ってこなかったかをモニターしている。

ホモ・デウス(下)/ユヴァル・ノア・ハラリ P180

物が欲しければ買い物サイトを訪れ、知りたいことがあれば検索エンジンに尋ね、誰かとつながりたくなればSNSのアプリを開く。
モニタリングされている僕らは、画面に指が触れる度に情報があらゆる情報と紐づけされ、自身も知りえないような個人がどこかのサーバーで作り上げられ共有される。
そして、まるで最初から居たかのように「おすすめの情報」が当たり前のように画面に表示される。
お陰で僕らは、良くも悪くも自ら選択する必要がなくなっていくのですね。

もし、キンドルがアップグレードされ、顔認証とバイオメトリックセンサーの機能を備えれば、あなたが読んでいる一つ一つの文が、心拍数や血圧にどのような影響を与えたかを読み取れるようになる。あなたが何に笑い、悲しくなり、腹を立てたかも知る事ができる。ほどなく、あなたが本を読んでいる間に本があなたを読むようになる。そして、あなたは自分が読んだことを忘れるのに対して、アマゾンは何一つ決して忘れない。そのようなデータがあれば、アマゾンは並外れた精度であなたのために本を選ぶ事ができる。また、アマゾンはあなたがどんな人間で、どうすればあなたに興味を抱かせたり失わせたりできるかも、正確に知る事ができる。

ホモ・デウス(下)/ユヴァル・ノア・ハラリ P180

僕らが興味を持って選んだ選択は、本当に自らが選んだんでしょうか?

禁煙の効果が出るのはいつ?

禁煙の効果は、最後にタバコを吸った20分後に最初の一歩が表れて、15年経てば、タバコの成分でズタズタにされた体も回復するよ!ってTed Talkが面白かったので、本じゃないですがブリコラージュです。

そもそも「タバコは体に悪い」と言われていますが、なんで体に悪いのかよく分かっていなかったんですが、この動画を見て色々と納得しました。(よかったー、喫煙者じゃなくて)

タバコを一服するたびに、タバコの煙は5000以上の化学物質を体内にぶちまけるとこから始まります。そして、体の各所を蝕んでいくなんて恐ろしいですね。
色々と調べてみても「これは吸う価値があるだろう!」って言えるようなメリットにはたどり着けないので、なんで規制されないんだろう…と改めて思いました。

まぁ、僕個人としては副流煙をガンガンすって育ったので、あまり気にせず、文字通り煙たがることもしないので「どうだっていい」が本音です。
ただ、「人生100年時代」と言われる世の中です。寿命は延びたりはしませんが、どんどん死にづらくなる時代が来ます。そんな世の中で、早いうちから体の組織をズタズタにしたまま生き永らえるのもかわいそうだなぁ。と

参考図書

賢い馬ハンス

本に読まれる時代

関連記事

  1. books

    タイミングを科学する-最適なモーニングコーヒー、再スタート、婚期のタイミング

    科学の手はどこまでも伸びていくもで、僕らの「タイミング」でさえ科学さ…

  2. Bricolage

    ブリコラージュ・バスケット-自制心と糖分、アナログとデジタルの美的感覚、TED Talksの二重の呪…

    ブリコラージュ:その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

カテゴリー

  1. books

    苦手なメールを克服する「超・箇条書き」
  2. books

    今週の読書-「罪と罰」を読まない、超健康法、時間術大全
  3. books

    壁、アイデアのつくり方、シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、核技術
  4. Think

    アイデアを閃く5つのステップ
  5. books

    IQ、insight、SLEEP
PAGE TOP