今年も無事に終わって行きます。
今年読んできた本をパラパラ眺めていると、この一年で様々な本を読んだなぁ。と思ったり、今まで読まなかったジャンルを読んでたんだなぁ。と思ったりして、あー、これがエモいってやつね。と思ったり。
今週は、ストリートカルチャーの世界の黒人探偵のミステリーと自分を正しく認識する「自己認識」の本、そして、睡眠に関する本を読みました。
IQ
ストリートギャングスタミステリー
ドラッグ、銃、ギャングの抗争そんな世界でIQと呼ばれる無免許黒人探偵のストリートカルチャーミステリー。
ロケットランチャーをぶちかますプロローグから打って変わって、大分に地味な物語が進行する。
主人公IQの現在と過去の時間軸を交互に挟みながら物語が進む。
大物ラッパーからの依頼を黙々としかも地味に進める現代軸と、過去に失った兄の報復に燃える暗い部分の回想で構成されている。
世界観は「グランドセフトオート」だなぁ。と
派手で危なっかしいダーティな世界観。
飛び交う言葉はスラングに塗れて、もはやクソとしか言ってないんじゃないかって言うくらいクソくそいっている。
原文もfxxkinfxxkin言ってんのかあなぁ。と思ったり。
そんな世界観なのに主人公は大分地味な探偵。
鋭い観察眼と洞察力で目星をつけて行く。答えにたどり着いてはいるのだが、なかなか実証が得れずに核心まで辿り着けずに、なんかいつの間にか決着がついていた。そんな印象の本だった。
次回作もあるので、それへのプロローグだったのかなぁ。
アイゼアは歩を早め、ほとんど走っていたが、マーカスの声から逃れることはできなかった。マーカスの存在があまりに生々しくて、息を首筋に感じたり、靴のかかとを踏まれたような気がして転びそうになった。
IQ/ジョー・イデー P358(17 死ね、クソ野郎)
insight
自分を正しく知る努力
汝自身を知れ。がなんとなく今年のテーマだったので、その手の本を今年はそこそこ読みました。おそらくこれが読み納めになるのかな。と
自分自身を正しく知ることは21世紀の必要なスキルである。と本書の中で筆者は提唱していまいして、それを「自己認識」と本書では読んでいます。
その「自己認識」とはなんなのか?なぜ必要なのか?どうすれば正しく事故を認識できるのか?そんな問いにこの本は答えてくれます。
時たま僕らは周囲から「君は〜だよね」と言われるたびに驚き、「いやいや、そんなことないでしょう」と否定します。
しかし、自分がいくらそう思っていても、周囲からの印象は馬鹿に出来ないほど正しいのです。
僕もそうだったのですが、自分のことは自分がよくわかってる。他人にどうこう言われたってあてにならない。とトンガって(?)いた時期がありまして、今思えば子供だったなぁ。と思い返すのです。
しかし、そう思っている人は僕だけではない。しかも、ほとんどの人がそうだったりするですね。
そんな、周囲からの認識と自分自身が思う自己への認識のギャップを埋めて、正しく自分自身を知る。
自分自身を正しく知ることで、僕らは人生をより良く生きることができるのです。
本書が次の三つのシンプルな事実を喚起する強力なめざましとなることを願う。自己認識とは人生をよく生きるための素晴らしい礎だ。そして自己認識に至るたびは実現可能だ。自己認識に至るために勇気や力を振り絞る価値は十分にある。
insight/ターシャ・ユーリック P37(第1章 21世紀のメタスキル)
SLEEP
賢く眠る
ここ最近睡眠の質が悪すぎて、コンディションが今ひとつだったので、睡眠の質向上の為に購読。
21のテクニックで構成されていて、筆者やクライアントの実体験や、科学的研究結果の根拠をもとに睡眠の質を向上させる。
改善とは行かないまでも、原因の特定が出来たかもしれないので、読んだ価値はありました。
特に、カフェインの影響が強かったんじゃないかと気付かされまして、
思い返せば、スタバのドリップコーヒをグランデサイズで毎朝目を覚まして、さらに昼休にコンビニでドリップコーヒーを飲んで、家に帰れば緑茶…
あきらかにカフェインの撮り過ぎだったので、きっぱりいちにちカフェインを絶ったら、その日の夕方には頭痛に苛まれたのでみごとにカフェイン中毒でした。
取り敢えず今はカフェインをなるべく取らないようにして、体からカフェインを出すことに専念しています。
それに合わせて、寝る前のブルーライトをやめるとか、簡単にできることからやって睡眠の質を少しづつ向上させていてってます。
この本を通じて、私のクライアントが試して実際に効果のあった様々な方法を紹介する。面白いことに、私は一度も寝る時間を増やすようにとは言わなかった。書くまでも「賢く眠る」ことの大切を伝えただけだ。それにより、彼らの睡眠の質は劇的に改善し、ひいては肉体や思考も大きく変わり、人生の成功を手にするほどになった。
SLEEP/ショーン・スティーブンソン P8(はじめに)
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