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タイミングを科学する-最適なモーニングコーヒー、再スタート、婚期のタイミング

科学の手はどこまでも伸びていくもで、僕らの「タイミング」でさえ科学されるようです。
そんな、タイミングについて科学的に読み解いた本「When 完璧なタイミングを科学する」のいろんなタイミングが面白かったのでその中で特に気になった3つのタイミングを備忘録的な感じで。

最適なモーニングコーヒーのタイミング

朝はコーヒー派ですか?
僕はコーヒー派です。ネスプレッソを使っているので、寝ぼけ眼でもボタン一つでコーヒーが出来上がるのでカフェインに困らない毎日です。

目覚めてから1時間から1時間半後が最適

目覚めてすぐのコーヒーには意味はありません。
僕らは目覚めた時に、コルチゾールというストレスホルモンを分泌し、ぼんやりした頭に弾みをつけます。
この時にカフェインを摂取しているとコルチゾールの分泌に干渉してしまい効果が発揮されません。
それどころか、早朝のコーヒーはカフェイン耐性を高めてしまうので、カフェインが効かずに何杯もコーヒを摂取してしまうことになってしまいます。

なので、最も最適なモーニングコーヒーのタイミングは、目覚めてから1時間から1時間半後です。
その頃にはコルチゾールの分泌がピークに達し、カフェインが効果を発揮できるのです。

一杯の水のススメ

目覚めの一杯は、コーヒーよりもコップ一杯の水にしましょう。
僕らは、起床時にはやや脱水気味になっていますので、水分補給をし早朝の空腹を抑えて、目覚めを促しましょう。

午後のコーヒーブレイクの最適なタイミングは?

ちなみに、午後の最適なコーヒーブレイクをして頭をスッキリさせたい場合は、
午後2時から4時の間ぐらいが最適なタイミングです。
この時間は、コルチゾールの分泌が減少するタイミングなのです。

用法用量タイミングを守って最適なカフェインライフをお過ごしください。

最適な再スタートのタイミング

ホコリをかぶっている未達成の目標はありますか?
もしもあるのなら僕と同じですね。この際、一緒に再スタートしましょうよ。

チャンスは年に80回以上

僕らは再スタートをするために、社会学者が「時間的なランドマーク」呼ぶ”1年の始まりの日”を用いて自分を鼓舞します。
いわゆる、「一念発起」ってやつですね。皆さんも「今年こそは!!」と張り切りながら今年の目標を立てましたよね。
去年と今年を区切り当たらなスタートを切ります。この”時間の経過を区切る”ために、ある期間を終了して別の期間を1から始めるために、そうした日付を利用することを「新スタート効果」と呼びます。

私たちは新スタート効果を、意識的かつ意図的に、しかも複数の日に、元日と同じように使っている。

(中略)

時間的ランドマークを設ければ、個人的に意味のあるランドマークならば特に、ずさんなスタートから立ち直り、仕切り直す機会を、私たちに授けてくれる。

When 完璧なタイミングの科学/ダニエル・ピンク P124

さて、その再スタートを切るきっかけ。つまり「時間的ランドマーク」に最適な日は一年に大体80回以上あります。
もちろん個人差はありますが、例えば、

  • 月の初日(12回)
  • 月曜日(52回)
  • 春夏秋冬の最初の日(4回)
  • 母国の独立記念日、または、建国記念日(1回)
  • 自分の誕生日(1回)
  • 大事な人の誕生日(1回)
  • 学校の始業式(2回)
  • 就職・転職の初日(1回)
  • 卒業式の翌日(1回)
  • 休暇明け(2回)
  • 結婚記念日、初デート記念日、離婚記念日(3回)
  • 本を読み終えた日(1回〜)

本を読み終えた日は確かに再スタートだったり、新たな目標のスタートだったりしますよねー。
本をたくさん読む人は、読んだ本の数だけ新たなスタートを切れるんですね。

どうせなら、この記事も再スタートの切っ掛けにしてみませんか?

最適な婚期のタイミング

結婚なんてまだまだ先だなぁ。とか思ってたらいつの間にか周りが結婚していくので、「なるほど、いよいよ結婚し始める時期なんだな!」と気づきました。
ついでに、僕が独身なことにも気づきました。あっれーおっかしいなー?

3つの指針

タイミングの科学によって明確な答えは出ませんが、3つの指針は示せるようです。

1.ある程度の年齢になるまで待つ(もっとも、待ちすぎてもいけない)

ユタ大学の社会学者ニコラス・ウォルフィンガーの分析によれば、アメリカでは、25歳で結婚した人は24歳で結婚した人に比べて、離婚率が11%低いという。しかし、遅い場合にもマイナス面がある。32歳あたりを超えると-宗教、教育、地理、その他の要因を調整しても-離婚率はその後10年の間、毎年5%上がっていく。

When 完璧なタイミングの科学/ダニエル・ピンク P144

所詮は分析なので必ずではありません。しかし、ぼさっとしている自分には焦りを感じさせられましたね…。

2.教育が終えるまで待つ。

年齢も人種も収入も学校に通っていた年数が同じな夫婦がいたとしても、学校を修了してから結婚した夫婦の方が離婚率が低いようです。
つまり、社会に出るまで結婚はしない方がいいということですね。

まぁ、学生のうちに結婚に踏み切るなんてなかなかレアケースですからあまり気にしなくても良さそうですね。
あるとすれば、相手が学生の場合でしょうか。離婚の可能性よりも犯罪の可能性の方g

3.関係が成熟するまで待つ

エモリー大学のアンドリュー・フランシス=タンとヒューゴ・ミアロンは、結婚前に少なくとも1年間交際した夫婦は、交際期間がそれよりも短い夫婦と比べて、離婚率が20%低いという研究結果を発表した。婚前の交際期間が3年以上ある夫婦は、さらに離婚率が低くなる傾向にあった。

When 完璧なタイミングの科学/ダニエル・ピンク P144

20%って割と大きいですね。
まあ、3年以上付き合えるのであれば、結婚後も安定した生活が送れそうな気もしますね。(結婚したことないのでわからないけどね!

余談ですが、アンドリュー・フランシス=タンとヒューゴ・ミアロンの研究から、結婚式や婚約指輪に費用をかけるほど、離婚する確率が高くなるようです。

よし。金を稼ぐぞ!

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