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今週の読書-20歳のときに知っておきたかったこと、この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた

いろいろと環境が変わって読書時間を取れなかったり、集中力が続かなかったりでそんなに読めなかった。そんな週でした。
読んだ本の数が少ないと、日常が物足りないと感じますね。

20歳のときに知っておきたかったこと

自分自身に許可をする。

以前、メグジェイ先生の「人生は20代で決まる」を読んで、20代の人生への考え方を改めるきっかけとなりました。メグジェイ先生の本は、これからの人生でハッピーエンドを迎えるために、20代から準備する事が必要だ。という内容で、今までメグジェイ先生が出会った20代達のエピソードを基に「20代から人生を考える」ような本でした。

ティナ・シーリング先生のこの本は、「人生で成功するために、20代の内から出来る事」を具体的に示してくれる本でした。
そして、その成功するために出来る事は、自分に絡みついた常識を疑ったり、今いる自分の居場所から飛び出てみたり…と、自分次第で誰でもできる事で、特別な能力なんて必要なかったんですね。必要なことは、自分自身に許可をすることでした。

私たちの誰もが認識すべきなのは、一人一人が同じ様に許可されているということです。許可をするのは自分であって、外から与えられるものではありません。私たちはこの点を知りさえすればいいのです。

20歳のときに知っておきたかった/ティナ・シーリング P209

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

ディストピアで生きる。文明を蘇らせる。

なんらかの理由でこの世界が「アイアムレジェンド」や「マッドマックス」の様な文明が終わってしまった世界になった時に、世界を支えていた科学文明を蘇らせるための知識と手順が書かれたディストピアの説明書。

もう少し内容を噛み砕いて、物語をつければ、少年ジャンプで連載されている「ドクターストーン」になりそう。

もしこの世界が滅びたら真っ先に手に取る一冊かもしれない。

人間の足では到底たどり着けない遠方まで自分たちを運ぶ乗り物を建造したのだ。僕らの近代の世界を作り上げたのは科学であり、それをまた再建するためにも科学は必要となるだろう。

この世界が消えたあとの科学文明の作りかた/ルイス・ダートネル P.380

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