いつの間にか夏が過ぎ去り、秋が色をつけていました。
僕には、大晦日よりも夏が終わったと感じた瞬間が一年の終わりを強く感じさせます。
熱を持った世界が緩やかに熱を放出させ、寒さを迎える。そんな四季の渡りに趣を感じます。
今週は、罪と罰を読まない座談会のほんと、メンタリストDaiGoの健康本、そして時間術の本を読みました。
「罪と罰」を読まない
読まない読書会
みんなご存知「罪と罰」。しかし、読んだことがある人は多くはない。そんな作品「罪と罰」を読んだことのない人たちが(しかも作家)が集まり、数少ないヒントをもとに内容を推測する読まない読書会。
読まない読書会っていうのが面白いですし、課題作が超有名な「罪と罰」。
しかも参加者は皆、物語を生業としている作家たち。しかし、「罪と罰」を読んだことはない。という、設定がなかなか面白かったですね。
「罪と罰」の最初と最後のページから推理を始め、時たま、当てずっぽうで決めたページを読んでヒントとする。そしてまた、やんややんやと推理を始める。
そんな風に、読んだり読まなかったりしながら物語を推理して、最後には全員ちゃんと読んでみて、感想を語り合う。なんとも楽しそうな本だった。
僕も原作を読んだことはないのですが、漫画で読んだことならあります。が、内容は最初と最後くらいしか覚えていないので、参加者たちの推理を見ながら、どんな内容だったかなー。と思い出しながら読みました。
篤弘 さて、我々の推理は、やはりベタでしたかね。
「罪と罰」を読まない/岸本佐知子、吉田篤弘、三浦しおん、吉田浩美 P288
三浦 ベタでしたねえ。
篤弘 本物はもっと―なんだろう。
三浦 もっと変だった。
浩美 そうだよねえ。
最高のパフォーマンスを実現する超健康法
健全な精神は健全な身体に宿る
メンタリストDaiGo、もとい、我らが師匠(わかる人にはわかる)の健康維持に関する本。
健全なメンタルで過ごし、コントロールするためには、まずは体をコントロールするとこから始める。そんな本
一冊を通して、肥満などダイエットに関する項目が多かったので、肥満は万病の元であり、メンタルに影響したりで悪循環しか産まない。
「健全な精神は健全な身体に宿る」と古代ローマ時代から言われていたのに、時代の変化とともに僕らは、知らず知らずして不健康な身体になっていたのかもしれない。そんなことを思ったり。
とりあえず、ダイエットするほど肥満体異質でもないから、腸活とか筋トレとか始めようかなぁ。
本書の中で度々書きましたが、食事とメンタルは関わりが深いですし、フィジカルを鍛えれば、メンタルも鍛えられます。
最高のパフォーマンスを実現する超健康法/メンタリストDaiGo P235
時間術大全
時間オタクの時間術
GoogleとYoutubeで働いていた二人の時間オタクの時間術集。
どれだけ効率よく仕事をし、どれだけ時間を捻出するのか?的なことではなく、
仕事に、作業に集中できるように自分自身をコントロールし、本当に自分がやりたいことに時間を注ぐための時間術。って感じかな。
内容的には、スマフォやパソコンからの誘惑に乗らないようにディバイスをカスタマイズしたり、独自のステップで仕事に集中したり、集中できるように食生活を変えたり、運動したり…と、内容が幅広い。
何はともあれ、まずはその手に持っているスマフォへの依存を減らせるか。ということが大事だなぁ。と本書を読んで改めて思いました。
僕の場合は、スマフォというよりもPCなんですよね。
家に帰ればPCを開いて、先日見ていたサイトの続きを見たり、Youtubeを見たり、アマゾンで本を探していたり…と、せっかく仕事を終えて帰ってきたのに、自由時間がいつの間にかどこかへ消えています。
そして、消えていった時間にげんなりしながら1日を終えて、今日こそは有意義に過ごすぞ!と思っても昨日の繰り返しだったり…。
そんな、残念な自分の生活に憂いながら読んでいたら、そもそも、スマフォへ依存しないようにできるのならPCへの依存だって減らせるはずでは?と思い始めるきっかけにもなりました。
まずは、毎日PCの電源を落とすことから始めようかな。
本書のシステム「メイクタイム」は、生産性とは関係ない。
時間術大全/ジェイク・ナップ P4
作業効率を高めるとか、やるべきことを早く終わらせる、生活をアウトそージングスるという話じゃない。自分にとって大事なことをする時間を作るためのノウハウだ。
この記事へのコメントはありません。