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ドラえもんを本気でつくる、Brain Rules

今週は本気でドラえもんを作ろうとしている研究者の本当、老いない脳を作るための本を読みました。

ドラえもんを本気でつくる

テクノロジーと手を取り合って生きる

タイトルの通り、ドラえもんを本気で作ろうとしている若手研究者の本。
ドラえもんを作るための試行錯誤が記されていて、解決の糸口になりうる「HAI」という新しいテクノロジーのアプローチで「ミニドラ」を試作しながら、ドラえもん実現への可能性に挑む、人とロボットの繋がりの未来論

テクノロジー系の本特有の「AIとは何か?」みたいな助長な基礎知識的な前置きがコンパクトになっていて、直接的に関係のある、前述した「HAIとは何か?」や、「そもそも、ドラえもんとはどんな存在であれば実現したと言えるのか?」
さらに、「ど」と「ら」の音しか発せれない「ミニドラ」を模したプログラムとしりとりをする。という筆者の実験も記されていて、読んでいて未来を感じられる一冊だった。

特に、ミニドラのプログラムとのしりとりをする実験が面白い。
「HAI(ヒューマン・エージェント・インタラクション)」という、人間がテクノロジーをアシストしながら問題解決を図る技術がはっきり出ていて、本当に「ど」と「ら」の音でしか言葉を構成する事ができないプログラムを人間がなんと言っているのかを尋ねながら、つまりフォローしながらしりとりをしていき、最終的には、人間側はあまり尋ねる事なくスムーズにしりとりが続くという、アニメの中でのび太やドラえもんがミニドラと会話をしている世界が現実に現れていて、ドラえもん育ちの僕はテンションが上がってしまった。

子供の頃の夢は僕もドラえもんを作る事でしたが、僕が挑戦しなくても実現する未来が近づいているような気がして、この先の未来が楽しみで仕方がないです。

ドラえもんを作る営みの中で、人を幸せをすることを実現していきたいのです。
たくさんの人にドラえもん作りに関わってもらい、ドラえもん作りのプロセス自体が多くの人の幸せに繋がるようにしたいと考えています。

本気でドラえもんを作る/大澤正彦 P22(序章 人を幸せにする心を持った存在)

Brain Rules 健康な脳が最強の資産である

投資のための10のルール

健康な脳を維持するために、脳の発達、老化、病気の仕組みを紐解き、最適な脳への投資方法を記した一冊。

脳への投資方法は10種類あり、どれも特別なことではなく誰でも今すぐにできること。
例えば、友達を作ったり感謝したり運動したりよく寝たりゲームをしたり…と何一つ特別なことではない。しかし、今の僕らに確実に不足しているものたち…。
唯一足りているのはゲームくらい。もしかしたら多すぎるかもしれないが…。
そんな僕たちの脳を最適化してくれるルールを、健康な高齢者や、認知症を患った高齢者などの研究結果をもとに根拠を裏付けていく。

本書で何度も語られるのだが、脳の中の仕組みはまだ完全に解明できてない。
何故アルツハイマー病になるのか?そもそもアルツハイマー病がどこからアルツハイマー病なのか?という明確な線引きもなかったりする。
アルツハイマー病患者に共通の脳の状態が発見されるも、認知能力に問題がない高齢者もいたりするので原因が突き詰めれいない。
困ったことに、世界の死因トップ10の中で唯一、予防も治療も緩和もできないアルツハイマー病。
だからこそ、脳の老化に抵抗して脳をできるだけ健康な状態を保つ必要があるだろう。少なくとも、原因や治療方法が解明されるまでは…。

脳は、愛情を持って手入れすれば(遺伝の影響はあるとしても)、幾つになっても器用さと柔軟さを維持し、豊かな想像力を保つ事ができる。
友人を増やしたり、感謝していることを書き出したり、外国語を学んだり、ジグダンスであれ何であれ習ったりするのに、遅すぎることはない。
おそらくあなたが思っているよりも長い年月が、あなたには残されている。としをとれば体は衰えていくが、心は、必ずしも衰えるとは限らない。

Brin Rules/ジョン・メディナ P390(4 脳に良いライフスタイルで過ごそう)

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